[共通] ブラックベルト大会2019 師範講評 + 千本チルギ

武哲館道場として初めての試み「ブラックベルト大会2019」を12月22日に行いました。少人数の参加でしたが、みんな「試合で力を出し切った」「得るものがあった」と笑顔で無事終了。とても質のよい大会となりました。選手のみなさん、実行委員のみなさん、お疲れ様でした。また寒い中見に来てくださったみなさん、ありがとうございました。

トゥル(型)の試合は、3部ルールの予選リーグから、2部ルールの決勝トーナメントへと、レベルの違うトゥルで競うという面白いルール。テコンドー本来の力を発揮するにはトゥルの練習が不可欠です。「大会に向けての練習をたくさんしたんだな」と感じられるよいトゥルの試合になりました。テコンドーの大切なサインウェーブを意識して演武できたと思います。ただ、力んでしまったり、呼吸法が甘く瞬発力にかけるなど、課題も多くみられました。トゥルはただ順番を覚えるだけではなく、そこから技を深く追究していく必要があります。

マッソギ(組手)は、黒帯の実力が伯仲しておりレベルの高い試合となりました。赤帯もそれに迫る勢いでした。マッソギも予選リーグ・決勝トーナメントともに熱い試合が繰り広げられました。楽しさと真剣さと熱い心が感じられる試合ばかりで、応援にも力が入り大変盛り上がりました。ただ、マッソギも課題があり、フットワークからの蹴りのタイミングが合わなかったり、技も単純になってしまう場面が多々ありました。マッソギもテコンドーらしい動きが求められます。普段の練習でも、フットワークからの蹴りを意識しながら稽古していきましょう。

今回のブラックベルト、本当に楽しい大会でした。今年のテコンドーライフの締めくくりにふさわしい大会だったと思います。次回の大会も楽しみです。今回参加されなかった皆さんも、次回は是非ご一緒しましょう。

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先日、ブラックベルト大会が行われました。少人数ながら熱い試合が繰り広げられました。 ただテコンドーの技を競い合うだけじゃない。テコンドーを通じて、道場生が今学ぶべきことを感じられる時間になったと思います。 武哲館道場はテコンドーを通じての「競和」を大切にしていますが、大会中にたくさん見られた笑顔がすべてと思います。 楽しく、そして真剣に。テコンドーの魅力を再確認しました。テコンドーってこんなにカッコよく、こんなに心躍る武道なんですね(^^)

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千本チルギ(岡山地区)

大会のあと、続けて岡山地区の千本チルギを行い、みんなの熱い想いを感じながら無事に終えることができました。

皆さんの今年のテコンドーライフはいかがでしたか?

激動の一年となった今年、テコンドーを見つめ直す良い年となりました。そしてテコンドーの魅力を再発見。テコンドーとはこんなにも魅力的で楽しく、深いものだったのか、と感動を覚えました。
そんなことを思い出す千本チルギ。これで良い年越しができそうです(^^)

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